【台湾】世界最大の中華寺エリア郷に入りては郷に従おう
観光地であっても寺廟は神聖な場所!
台北は中国系のお寺や廟が数多く建ち並んでおり、老若男女を問わず真剣に拝んでいる光景をよく目にする。
寺廟の多くは仏教をベースにしつつ、道教や儒教などの信仰も同居している。
ご利益があるものなら何でも拝むという実利的な一面もうかがえる。
龍山寺や行天宮などは観光地として賑わってはいるが、そもそも神聖な場所だということは忘れないでほしい。
帽子を脱ぐなど参拝のルールを守ってきちんとお参りすれば、それだけたくさんのご利益があるかもしれない。
お寺の境内へは右側の門から入る
台湾のお寺は、右の門から入り、左の門から出てくるのが基本。これは、悪霊は右回りにしか動けないので、参拝者について境内に入ってくることができないからだとか。そして左の門から出た時も、悪霊がついてくることはない。
3回お辞儀をしてお線香を香炉に置く
境内には複数の神様が祀られており、それぞれの神前に香炉が置かれている。まず、賽銭箱にお金(30元ほど)を入れてお線香をもらい、本殿を拝む。ここでは社殿を背に空や自然に対して祈り、3回お辞儀をしてお線香を1本、香炉に置く。その後は、後殿の神様の前で3回お辞儀をしてから1本ずつ線香を置いていく。
神筈を両手で胸の前に持ち、神様に質問する
神前に向かい、赤い三日月形の「神苫」2枚を両手で胸の前に抱き、住所氏名と質問内容を声に出して質問したあと、神苫を手から落とす。表と裏がでれば答えはイエス。